【日中を翔る】日中夢楽観光株式会社 代表取締役 上松成人さん

【日中を翔る】日中夢楽観光株式会社 代表取締役 上松成人さん
変わらぬ楽山大仏 変わらぬ中国旅への夢
7月6日、大阪で中国・四川省楽山市の観光促進会が開催され、日中の観光業界の代表者らを中心に100名以上の参加者が集まった。来賓のスピーチでひときわ大きな拍手を集めたのが日中夢楽観光株式会社代表取締役の上松成人さん。大学生の頃、バックパッカーとして中国各地を放浪した経験を持つ上松さんは、80年代に楽山大仏の足元で撮った自身の写真を紹介しながら、変わらぬ中国旅行への思いを語った。
楽山大仏(らくさんだいぶつ)は楽山市にある弥勒菩薩を象(かたど)って彫られた巨大な磨崖仏(石仏)。「峨眉山と楽山大仏」として、近隣にある峨眉山とともにユネスコの世界遺産に登録されている。全高(縦全長)約71m、像高(像本体の高さ)約59.98m。 近代以前に造られたものでは世界最大・最長の仏像であり石像だ。
7月6日、大阪で中国・四川省楽山市の観光促進会が開催され、日中の観光業界の代表者らを中心に100名以上の参加者が集まった。来賓のスピーチでひときわ大きな拍手を集めたのが日中夢楽観光株式会社代表取締役の上松成人さん。大学生の頃、バックパッカーとして中国各地を放浪した経験を持つ上松さんは、80年代に楽山大仏の足元で撮った自身の写真を紹介しながら、変わらぬ中国旅行への思いを語った。
楽山大仏(らくさんだいぶつ)は楽山市にある弥勒菩薩を象(かたど)って彫られた巨大な磨崖仏(石仏)。「峨眉山と楽山大仏」として、近隣にある峨眉山とともにユネスコの世界遺産に登録されている。全高(縦全長)約71m、像高(像本体の高さ)約59.98m。 近代以前に造られたものでは世界最大・最長の仏像であり石像だ。

兵庫県神戸市出身の上松さんは阪南大学経済学部経済学科の学生だった1986年8月から2カ月と1987年2月から2か月弱、合わせて4カ月ほど、リュックひとつ背負って中国各地を旅行した。81年に公開されたドキュメンタリー映画『長江』に強い感銘を受け、中国に興味を持ったのがきっかけだ。同作はシンガーソングライターのさだまさしさんが祖父、父母が青春時代を送った中国を訪ね、長江の流れに沿って通り過ぎる街と人々と、その歴史を追ったドキュメンタリー。さださんが見た景色を追って楽山大仏も訪れた。巨大な大仏の足元にたたずむ自分の小ささや、目の前に広がる岷江(びんこう)の滔々とした流れに悠久の歴史を感じた。

若き日の旅の経験が原点となり、上松さんはその後中国旅行のプロフェッショナルとなる。大学卒業後、中国専業旅行社「日中平和観光株式会社」に入社。大阪支店長まで務めたのち22年5月「日中夢楽観光株式会社」を滋賀県大津市に設立した。「新たな志を持って、きめ細かいサービスを目指し、夢の有る楽しい旅を提供する」ことをモットーに、航空会社・中国側旅行会社との強いパイプを生かしたきめ細かいサービスを提供している。24年には大阪支店を堺筋本町に開設。25年3月には都道府県唯一停止していた滋賀県日本中国友好協会を再設立させ理事長に就任した。
若いころ中国で感じた感動を仕事を通しずっと形にしてきた上松さん。千年以上変わらぬ姿を保ちこれからも未来に続いていく楽山大仏との関わりを通し、日中間の観光往来が楽しく夢のあるものであるよう願いを込めたスピーチは、来場者の心を強くゆさぶるものであった。
日中夢楽観光株式会社
ホームページ:https://yumeraku.jp
若いころ中国で感じた感動を仕事を通しずっと形にしてきた上松さん。千年以上変わらぬ姿を保ちこれからも未来に続いていく楽山大仏との関わりを通し、日中間の観光往来が楽しく夢のあるものであるよう願いを込めたスピーチは、来場者の心を強くゆさぶるものであった。
日中夢楽観光株式会社
ホームページ:https://yumeraku.jp

