「明月随人帰――平山助成・劉小愛合同展覧会」開催(大阪)

「明月随人帰――平山助成・劉小愛合同展覧会」開催(大阪)
日中の書画家による合同展「明月随人帰――平山助成・劉小愛(りゅう・しょうあい)合同展覧会」が4月27日から3日間、大阪市の大阪国際交流センターで開かれた。大阪・関西万博に合わせ本紙「関西華文時報」と玲青書院が主催。両作家による100点に上る作品が展示された。

平山助成氏は、広島県にある平山郁夫美術館の館長で、日本画の大家・平山郁夫氏の実弟にあたる。劉小愛氏は中国画の巨匠・董寿平(とう・じゅへい)氏に師事し、墨でランを描く「墨蘭」の唯一の伝承者として知られる。
展覧会で最も注目を集めたのは新作「明月随人帰」シリーズ15点。1984年に訪中した平山郁夫氏が、中国の黄胄(こう・ちゅう)、呉作人(ご・さくじん)、范曽(はん・そう)ら著名画家と共同制作した同名作品を受け継ぎ、関西華文時報の呼びかけで平山助成氏が満月と題字を書き、そこに劉小愛氏が絵を描いたもの。あらたな日中合作の作品群に来場者は見入っていた。
展覧会で最も注目を集めたのは新作「明月随人帰」シリーズ15点。1984年に訪中した平山郁夫氏が、中国の黄胄(こう・ちゅう)、呉作人(ご・さくじん)、范曽(はん・そう)ら著名画家と共同制作した同名作品を受け継ぎ、関西華文時報の呼びかけで平山助成氏が満月と題字を書き、そこに劉小愛氏が絵を描いたもの。あらたな日中合作の作品群に来場者は見入っていた。

鳩山由紀夫元首相も祝賀メッセージを寄せ、「平山助成さんと、劉小愛さんの合同展は、一つの文明を礎に人は平和を目指して手をつなぐことができる証。歴史への感謝と畏敬の念を胸に、これからの日中友好のため、今を生きるわれわれが手を携えて努力していくことを改めて誓いたい」と述べた。
